RPO(採用代行)の費用相場は?料金の仕組みと選び方を解説

RPO(採用代行)の費用相場は?料金の仕組みと選び方を解説

RPOという言葉は聞くけれど、実際いくらかかって、何をどこまでやってくれるのかが分からない——検討の入口で止まってしまう企業は少なくありません。コネクトが支援した大阪府の造園・伐採業(社員5名以下)では、有料広告ゼロ(無料掲載のみ)で約1ヶ月に応募10件・採用2名という結果が出ました。RPOの費用は「何をどこまで任せるか」でまったく変わります。本記事では、RPOの中身・費用の仕組み・選び方を順に解説します。

1. RPO(採用代行)とは何か

1. RPO(採用代行)とは何か

RPOは Recruitment Process Outsourcing の略で、日本語では「採用代行」と呼ばれます。採用業務のプロセス(求人原稿の作成、媒体運用、応募者対応、日程調整、面談など)の一部または全部を、外部の専門会社に委託する仕組みです。

人材紹介との違いは明確です。人材紹介は「候補者を紹介する」サービスで、採用が決まると理論年収の20〜35%(中途で60〜120万円)の手数料が発生します。一方RPOは「採用業務そのものを代行する」サービスであり、法的にも職業紹介とは異なり許認可を要しない採用支援に位置づけられます。

2. RPOの費用は「依頼範囲」で決まる

2. RPOの費用は「依頼範囲」で決まる

RPOの費用相場が語りにくいのは、担う範囲がサービスごとに違うためです。範囲はおおむね次の4つに分かれ、下に行くほど費用は上がります。

類型担う範囲メリットデメリット
媒体運用型求人媒体の原稿作成・運用(応募集めまで)費用を抑えやすく、採用ノウハウが自社に残る応募者対応・面談は自社で行う
応募対応型媒体運用+応募者への連絡・日程調整採用担当の工数を大きく削減できる費用が上がる
面談代行型(フルRPO)初回面談まで代行採用業務をほぼ任せられる費用が高く、ノウハウが残りにくい
人事・採用コンサル型採用戦略の設計や人事業務全般を支援採用以外も含め体制を強化できる費用が最も高くなりやすい

「RPOはコストが高い」と言われるのは、多くの場合フルRPO(面談代行型)や人事コンサル型を指しています。応募者対応・面談を自社でできるなら、媒体運用型に絞ることで費用は大きく下がります。

なお、媒体運用型では代行手数料とは別に、媒体への広告費(Indeed等のクリック課金分)が実費で発生します。見積もりでは必ず分けて確認してください。

3. 料金の仕組み:課金タイミングを見る

3. 料金の仕組み:課金タイミングを見る

RPOの料金体系は、課金タイミングで整理できます。市場には次の型があります。

課金タイミング仕組み企業側のリスク
月額固定型毎月定額を支払う採用ゼロでも費用が発生する
応募課金型応募1件ごとに課金要件に合わない方の応募にも費用が発生し、費用対効果が読みにくい
面談着座課金型書類選考通過後、面談に着座した時点で課金面談前の応募には課金されない
採用課金型採用決定時に課金(人材紹介の主流)1件あたりの単価が高くなりやすい

2026年現在、求人用SNSの運用とセットにした応募課金型のサービスが増えています。応募は集まりやすい一方で、要件に合わない応募にも費用が発生するため、費用対効果が読みにくいという弱点があります。

この弱点を踏まえ、コネクトは「面談着座成果報酬」という料金体系を採用しています。書類選考を通過し、実際に面談に座った候補者にだけ課金する形です(パート3万円/正社員8万円から。初期費用・月額固定費はゼロ)。応募の質と費用対効果を両立させる狙いです。

4. 費用をかけずに成果が出た支援事例

4. 費用をかけずに成果が出た支援事例

ビフォーアフター:媒体への有料広告費 ゼロ(無料掲載のみ)で 応募10件・面談3件・採用2名

コネクトの支援先:大阪府の造園・伐採業(伐採作業スタッフ/正社員・未経験向け・社員5名以下)
Before(導入前):過去はリクルート系媒体に数十万円かけて単発出稿した程度。経験者は他社との条件競争になり、無料枠では獲得が困難だった。

After(媒体運用の改善後):未経験ターゲットに絞り、Airワークの無料掲載のみで運用。約1ヶ月で応募10件・面談3件・採用2名。媒体への有料広告費は実質ゼロ。

成功したポイント

  1. 経験者の条件競争を避け、未経験市場に絞るという判断をした。
  2. 本文では書きにくいエリア・年齢の絞り込みを、バナー画像の訴求で担わせた。
  3. 未経験者の不安(体力・危険・スキル)を先回りして解消する原稿にした。
  4. 合いやすい前職(体育会系・現場系)に寄せて訴求した。

この事例が示すのは、「広告費の多寡ではなく、設計が成果を決める」ということです。RPOに払う費用の妥当性は、原稿とターゲット設計にどれだけ手が入るかで判断してください。

5. RPOを選ぶときのチェックリスト

5. RPOを選ぶときのチェックリスト
  1. 依頼範囲(媒体運用型/応募対応型/面談代行型/コンサル型)が明確か。
  2. 課金タイミング(月額/応募/面談着座/採用)が契約書に明記されているか。
  3. 代行手数料と媒体への広告費が分けて見積もられているか。
  4. 求人原稿の作成が含まれるか(含まれないRPOは成果が出にくくなります)。
  5. 自社の職種が媒体運用に向くか(母集団が極小の職種は向きません)。

最後の項目は特に重要です。医師や1級施工管理技士のように市場の母集団が極小の職種は、クリック単価が高騰して費用対効果が出ません。この場合はRPOを無理に使わず、人材紹介や成果報酬型の専門媒体を併用するほうが現実的です。

まとめ

RPO(採用代行)の費用を判断するときの要点です。

  • 費用は依頼範囲で決まる:媒体運用型が最も安く、フルRPO・コンサル型ほど高くなる。
  • 課金タイミングを確認する:応募課金型は費用対効果が読みにくい。面談着座課金型は質とコストを両立しやすい。
  • 代行手数料と媒体広告費は別物:見積もりで必ず分ける。
  • 原稿制作が含まれるかを見る:広告費より、原稿とターゲット設計が成果を決める。
  • 向かない職種もある:母集団が極小の職種は媒体運用の費用対効果が出にくい。

「いくらか」より先に「どこまで任せるか」を決めれば、RPOの費用は判断できます。

人材紹介の60〜120万を、面談着座8万に。

ジョブコネクトは媒体運用型のRPOです。求人原稿の作成からIndeed・Airワークの運用まで、応募を集めるところまでを担当します。応募者への連絡・面談は貴社で実施いただくため採用ノウハウが社内に残り、費用は面談着座1件あたりパート3万円/正社員8万円から。初期費用・月額固定費はかかりません。

よくある質問(FAQ)

Q. RPOの費用相場はいくらですか?

A. 依頼範囲によって大きく変わります。求人媒体の運用(応募集めまで)に絞れば費用を抑えやすく、応募者対応・面談まで任せるほど費用は上がります。金額を比較する前に依頼範囲を揃えてください。

Q. RPOと人材紹介の違いは何ですか?

A. 人材紹介は候補者を紹介するサービスで、採用決定時に理論年収の20〜35%(中途で60〜120万円)の手数料が発生します。RPOは採用業務そのものを代行するサービスで、職業紹介とは異なり許認可を要しない採用支援です。

Q. 小規模な会社でもRPOは使えますか?

A. 使えます。実際にコネクトの支援先では、社員5名以下の事業者が求人媒体の無料掲載のみで応募10件・採用2名につながった例があります。重要なのは広告費の額ではなく、原稿とターゲットの設計です。

Q. 自社の業種でも効果は出ますか?

A. 応募の母集団が一定ある職種(製造・保育・建設・販売・サービスなど)であれば、求人媒体の運用改善で応募増・コスト削減が見込めます。一方、医師や1級施工管理技士のように母集団が極小の職種は媒体運用では費用対効果が出にくいため向きません。(参考:成果報酬型で「応募が来ない」を変える採用の考え方

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