「保育士の応募が集まらず、人材紹介に頼ると紹介料が重い」——保育の現場では、採用コストと人手不足の板挟みに悩む園が少なくありません。コネクトは求人媒体の運用改善で、さまざまな業種の採用を支援してきました。たとえば印刷業の支援先では、広告費5万円・応募35件・採用1名(採用単価5万円)という成果が出ています。業種は違っても、「応募が集まらない求人の弱点」と「それを解決する改善の型」は共通しているため、他業種の事例も保育士採用のヒントになります。本記事では、紹介料をかけずに保育士の応募を増やす求人改善の進め方を、参考になる支援事例とあわせて解説します。
1. 保育士採用で紹介料が重くなる理由

人材紹介の手数料は理論年収の20〜35%が目安で、保育の職種別手数料率は24.3%(厚労省R5)と、対象職種の中でも高めです(出典:厚生労働省『職業紹介事業報告』令和5年度 職種別手数料率)。採用人数に比例して費用が膨らむため、複数名を採るほど負担が重くなります。
保育の公的平均の採用コストは1人あたり約64.6万円(厚労省R5・パート込み混在)という参考値もあります。紹介料を抑える鍵は、求人媒体で自園に直接応募を集めることです。
2. 紹介料をかけない採用は「媒体運用」で実現する

自園に応募を集める中心になるのが、Indeedと、それに連携するAirワーク 採用管理です。保育に強い成果報酬媒体(保育士バンク等)との使い分けも有効です。
| 媒体 | 仕組み | 費用の考え方 |
|---|---|---|
| Indeed | 求人検索エンジン。運用しながら原稿・予算を調整できる。 | 無料掲載と有料掲載(クリック課金)。 |
| Airワーク 採用管理 | 無料で採用ページを作成・公開でき、Indeed等へ自動連携。 | 基本機能は無料。露出強化は有料出稿。 |
| 保育士バンク | 保育に特化した求人媒体。 | 媒体の料金体系に応じた費用。汎用媒体と使い分ける。 |
汎用媒体(母数が大きい)と保育特化媒体(対象に直接届く)は強みが違います。自園のターゲットに応じて使い分けるのが現実的です。
【添削メモ】保育特化媒体の料金体系・仕様は変動します。公開前に最新の料金・条件を確認してください。
3. 課金タイミングで費用対効果は変わる
採用費用は「応募」「面談(面談着座)」「採用」のどこで課金されるかで性質が変わります。
| 課金タイミング | 代表的な手法 | 費用対効果の読みやすさ |
|---|---|---|
| 応募で課金 | 求人用SNS運用+応募課金型など | 要件に合わない応募にも費用が発生し読みにくい |
| 面談(面談着座)で課金 | 面談着座成果報酬 | 面談に進んだ分だけ課金で結びつきやすい |
| 採用で課金 | 人材紹介(採用課金が主流) | 1件の単価が大きく総額が膨らみやすい |
人材紹介は採用課金が主流で総額が膨らみやすく、応募課金は費用対効果が読みにくい弱点があります。コネクトは、質と費用対効果を両立する面談あたりの成果報酬(面談着座成果報酬)で支援しています。
4. 保育士の応募を増やす求人改善の進め方

- 合う人/合わない人を言語化する:園の方針・保育観に合う人物像を明確にする。
- 働きやすさを可視化する:勤務時間・持ち帰りの有無・配置・行事の負担などを具体的に見せる。
- 写真と基本情報を充実させる:園の雰囲気や働く人の様子を画像で伝える。
- 検索される言葉で原稿を作る:「保育士 パート」「保育士 ブランク可」など求職者の言葉に合わせる。
- 応募対応を速くする:同時応募が標準のため、初動の速さで取りこぼしを防ぐ。
5.【事例】保育士採用にも通じる、コネクトの支援事例
保育士に特化した公開事例はまだ紹介できませんが、コネクトは他業種で「どんな人が自社に合うかを言語化し、働きやすさ・魅力を可視化する」という保育士採用にも共通する改善で成果を出してきました。ここでは、その考え方が伝わる支援事例を3つ紹介します(いずれも社名・特定地名は非開示)。
ビフォーアフター:採用単価 約400万円/名 → 約70万円/名(有料広告費ベース)
| コネクトの支援先:四国地方の介護施設(施設看護師・介護士/正社員) |
| Before(導入前):年400万円規模で応募6件・採用1名。テレビCM約300万円・お祝い金100万円を投じても採用ゼロ。地域の介護の有効求人倍率は約3.6倍。 After(媒体運用の改善後):媒体運用の改善で応募が継続発生し、累計で応募51件・採用3名。採用単価は約70万円/名(有料広告費ベース)へ改善。 |
対人ケアの現場という点で保育に近い事例です。相場の約1.5倍という高待遇を求人で可視化し、職種別にターゲットを設計したことが応募増につながりました。一方で、売り手市場かつ人材紹介が主流の職種では費用対効果に伸び代を残す部分もあり、給与・定着の仕組みまで踏み込めばさらに伸ばせる余地があります。
ビフォーアフター:求人ノウハウほぼゼロ → 広告費5万円で応募35件・採用1名(採用単価5万円)
| コネクトの支援先:大阪府の印刷・製版会社(DTPオペレーター/正社員) |
| Before(導入前):求人の経験がほとんどなく、既存原稿は事実の羅列でターゲットが定まっていなかった。After(媒体運用の改善後):現場ヒアリングで原稿を新規制作し、広告費5万円で応募35件・1面談=1採用。採用単価5万円。 |
「どんな人に来てほしいか」を現場ヒアリングで言語化した事例です。保育でも、園の保育観に合う人物像を言葉にできると、同じ広告費でも応募の質と数が変わります。
ビフォーアフター:広告2万円で応募12件・採用0 → 同じ広告2万円で採用1名(採用単価2万円)
| コネクトの支援先:大都市の商業施設内カフェ(カフェスタッフ/正社員) |
| Before(導入前):前任の代理店の原稿で、広告約2万円×1ヶ月をかけて応募12件・採用0だった。After(媒体運用の改善後):原稿リライトと画像刷新で、広告2万円・約2.5週でクリック率10.44%(業界平均の3倍超)、応募17件・面談2件・採用1名。採用単価2万円。 |
同じ広告費でも、原稿と写真の設計を変えるだけで採用に至った事例です。保育士採用でも、働きやすさや園の雰囲気を具体的に見せる設計が応募転換率を左右します。
6. 求人改善で応募が伸びる仕組み

3つの事例に共通するのは、求人の弱点が「給与が低いこと」よりも「どんな人が自社に合うかを分解・言語化できていないこと」にあった点です。合う人物像を定め、働きやすさと雰囲気を具体的に見せると、検索からの応募転換率が上がります。
なお、写真や現場情報といった素材の提供量は成果を左右する前提条件です。素材提供は広告費と採用コストを下げる投資と位置づけられます。母集団が一定ある保育士は媒体運用が向く職種で、これらの改善の効果が出やすい領域です。
まとめ
紹介料をかけずに保育士採用を成功させる要点は次のとおりです。
- 紹介料の重さ:保育の職種別手数料率は24.3%(厚労省R5)と高め。媒体運用で代替する。
- 媒体の使い分け:Indeed・Airワークと保育特化媒体を組み合わせる。
- 求人改善:合う人を言語化し、働きやすさと雰囲気を可視化する。
- 他業種の実証:介護・印刷・飲食でも同じ改善で採用単価を下げた実績がある。
保育士は媒体運用が向く職種です。求人の言語化と可視化を進めれば、紹介料をかけずに応募を増やせます。
人材紹介の60〜120万を、面談着座8万に。
ジョブコネクトは「採れなければ費用ゼロ」の面談着座成果報酬で、紹介料に頼らない保育士採用を支援します。媒体運用型として応募集めまでを担い、初期費用・月額固定費はゼロ。費用は面談着座1件あたりパート3万円/正社員8万円から。まずは自園の求人の弱点を一緒に洗い出しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 保育士採用で紹介料を抑えるには?
A. Indeed・Airワークの運用で自園に直接応募を集め、保育士バンクなど保育特化媒体と使い分けることです。保育の職種別手数料率は24.3%(厚労省R5)と高めなので、媒体運用への切り替えはコスト削減効果が大きい職種です。
Q. 保育士の応募を増やす求人のポイントは?
A. 合う人物像を言語化し、勤務時間や持ち帰りの有無などの働きやすさを可視化することです。園の雰囲気を写真で伝え、求職者が使う言葉で原稿を作り、応募への初動を速くすると応募転換率が上がります。
Q. 保育士の採用コストの相場はどのくらいですか?
A. 保育の公的平均は1人あたり約64.6万円(厚労省R5・パート込み混在)という参考値があります。人材紹介の場合は職種別手数料率24.3%が目安です。媒体運用の改善でこの単価を下げられる余地があります。
Q. 自社の業種でも効果は出ますか?
A. 応募の母集団が一定ある職種(製造・保育・建設・販売・サービスなど)であれば、求人媒体の運用改善で応募増・コスト削減が見込めます。一方、医師や1級施工管理技士のように母集団が極小の職種は媒体運用では費用対効果が出にくいため向きません。(参考:成果報酬型で「応募が来ない」を変える採用の考え方)